2013/02/08
【屋根雪止め】で後悔をしないためには本物の屋根職人を選ぶことが一番大切!!
注意!雪止めが付いていても雪は落ちる!
雪が降った後、屋根から雪のかたまりが落ちてきて怖い思いをしたことはありませんか?
そこで本日は【屋根に雪止めを取り付けても雪が落ちる3つの原因】をお伝えします。
これを知ると、工事店選びで失敗しない職人を見分けられます。その3つは次のとおりです。
- 屋根の軒先から棟までが長い
- 屋根雪止めが耐えられる重量を超える
- 雪止取り付け位置から軒先の部分
1.屋根の軒先から棟まで長い
屋根の長さ(のきさき~むね)によって支える雪の量が違います。
「右の青矢印」より「左の赤矢印」屋根が長い。
→長い屋根の方が積雪量が多い。
ですから、雪止めの本数が同じなら「左の赤矢印」屋根の雪止め1個に対する負担が大きい。
以上のことから、「赤矢印の屋根」の方が雪が落ちる可能性が高いです。
『屋根面積によって取り付ける本数が違う!』
他にも、雪質や瓦の材質による摩擦係数など
プロでも知らない人が多い!
本物のプロ・瓦屋根や板金職人に相談してね!
2.屋根雪止めが耐えられる重量を超える
雪止めの設置をしていても安心はできません!
雪止めにも耐えられる重量の限界があります。
一般的には「瓦と一体の雪止め」の方が「雪止め金物」よりもたくさんの雪を支えられる。
しかし、限界を超えると瓦と雪止めの接合部分が『ポキッ』と折れてしまいます。
メーカーや商品、屋根の傾斜角度によっても雪止め1本当たりの耐えられる重量が違うんですよ!
3.雪止取り付け位置から軒先の部分
上の矢印は雪止めが付いてない長さを表している。
(壁から雨樋がついている屋根の先まで)左の赤矢印の方は、長いので雪がたくさんおちる。
右は、短いけど雪止めから下は落ちる。
北側屋根の上で雪が凍る場合、短くても危険!
最後にまとめです
- 「雪止めをたくさん付ければ解決」
- 「屋根の一番下に雪止めを設置して」
と見積り依頼する業者に言いたくなりませんか!?
そうすると「業者の思うツボ」です。
業者は喜んで雪止めの本数を多くして売上金額が高くなる見積書を作ってきます。
雪止めを「たくさんつける」「一番下に設置」は悪い点があります。気を付けて!
屋根雪止めの取付位置はまたあらためて…
ってこの前も言った様な…
以上、屋根雪止めを取り付けても雪が落ちる3つの原因でした。