2013/02/06
【屋根の雪止め取付工事】はプロ職人が施工しても落ちる!?本物のプロを見極めて!
千葉県習志野市で生まれ35年『元瓦職人で
二級建築士』の笹木哲央です。
いや〜、天気予報の「大雪」にならなくてよかった
と雪が落ちやすいので5つの理由には入れません。
あと「わざと雪を落とす建物」がありますが同じく別
の機会にお話出来ればいいなぁと思います。入る
【屋根の雪止め】屋根から雪が落ちやすい5つの理由
- 屋根の傾斜が急
- 屋根の素材が瓦
- 屋根の素材が金属系
- セメント系瓦の屋根塗装をした
- 家の中が暖かい
1つ目の屋根の傾斜が急
↑屋根の傾斜(角度)が約24度↑
一般的に多い屋根の傾斜です。
↑屋根の角度は45度↑
屋根のプロ職人でも足場がないと歩けない「急」な屋根。
角度の数字が大きい「急」勾配(傾斜)の方が雪が落ちやすいですよね!?
2つ目の屋根の素材が瓦
↑瓦は雪が屋根から滑りやすい↑
屋瓦とは「日本瓦」「洋瓦」「スレート瓦」など様々な種類がありますがここでは、【粘土瓦】とします。
濡れた瓦の上を歩くと『ツルンッ!』と物凄く滑る。特にガラス質の釉薬(ゆうやく)を施して焼いた瓦はホコリがあるだけで滑るのでご注意!
3つ目の屋根の素材が金属系
↑金属系の屋根も粘土瓦と同じで滑る↑
金属屋根の素材は「ステンレス」「銅」「アルミニウム」「ガルバニウム」など。
実は、見た目は同じでも金属の種類や塗装の工程によって「雪が落ちやすい」か「雪が落ちにくい」か違います。別の機会にお話します。
4つ目のセメント系瓦の塗装をした
↑屋根塗装をすると防水性がUPして雪が滑りやすい
セメント系の種類は「セメント瓦」やよく見かける「スレート瓦(コロニアル)」など。
5つ目の家の中が暖かい
↑家の中が暖かいと雪が落ちやすい
暖かい空気が屋根裏に届きやすいと屋根面が温かくなり雪が溶けやすい。
最後に
以上、雪止めが付いているかどうかとは関係なく「雪
が落ちやすい5つの理由」を取り上げてみました。
あっ!あと…
「太陽光発電が屋根に付いてる」「北面に屋根があ
る」も付け加えて7つの理由に変更!
お許しを。まだあるかな…。