屋根の耐震

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屋根の耐震補強についての常識

家がつぶれることはありませんが、地震に耐える強い家にするには
「重い瓦」を「軽い瓦」に取り替えることが手っ取り早いのはウソではありません。
建築基準法に従ってきちんと設計・施工されていれば大丈夫ですが、
より軽い瓦に替えることにより耐震強度は増すからです。

当社では、「家をどう維持していきたいのか」とお考えいただき、
お客様のご希望にあった耐震プランをご提案しております。

重たい瓦のまま屋根の耐震をしたい方
軽い瓦のまま屋根の耐震をしたい方

重い瓦のまま耐震性をUPする工事

「日本瓦が好き」「瓦に愛着がある」という方には、重たい瓦のまま耐震性をアップする工事をオススメします。工事のポイントは、3つ「軽くすること」「しっかりと固定すること」「防災瓦の取り入れること」です。
※重さは、一般的に多い棟の長さが30mの場合です。

ポイント1.軽くする

瓦を重いままですので、何よりも、まずは、瓦以外の部分を軽くすることです。
具体的には、3つあります。

棟の段数を少なくする

7段ある棟を5段にすることで約1.6t軽くなります。

棟の段数を少なくする

和風の棟を洋風にする

のし瓦を使う和風棟を丸瓦一本伏せの洋風に変えることで約0.5t軽くなります。

和風の棟を洋風にする

棟に土を使わない

土を使う従来の工法を土を使わない新しい工法へ変えることで約1t軽くなります。

棟に土を使わない
ポイント2.しっかり固定する

防水・地震に強い土を使用する

防水・耐震性が無い土を使った屋根では、下の写真のように震災時に被害が見られました。
防水・地震に強い土を使うことで瓦をしっかり固定します。

防水・地震に強い土を使用する

棟瓦と野地を一体化にする

下の写真のように棟瓦と野地板を固定していないと、下がってしまいます。
金具を使用して棟瓦と野地板を一体化することで屋根を固定します。

棟瓦と野地を一体化にする

釘・ビスでしっかり留める

強風で瓦が飛ばされないように、瓦をしっかりと固定します。
瓦を留めていないと強風で飛ばされたり、瓦を留めている銅線が切れて瓦ズレを起こしたりします。

釘・ビスでしっかり留める
ポイント3.防災瓦を使用する

防水・地震に強い土を使用する

瓦どうしが強く組み合わされ耐風性、耐震性をアップし外れにくい構造になっている商品

防水・地震に強い土を使用する

軽い瓦に変えて耐震性をUPする工事

コロニアルへ

日本瓦をコロニアルに変えることで、重量は約1/3になります。
下の写真の例では、日本瓦で5.1tあったものが、コロニアルにすることで1/3の重量の1.6tになり、3.5t軽くなりました。

コロニアルへ

金属瓦へ

日本瓦を金属瓦に変えることで、重量は約1/10になります。
下の写真の例では、日本瓦で4.4tあったものが、金属瓦にすることで1/10の重量の0.5tになり、3.9t軽くなりました。

金属瓦へ

その他の瓦へ

その他にも軽量瓦が各種あります。詳しくはお問い合わせください。

その他の瓦へ

きちんと瓦を軽くすれば、耐震診断の評点もup

きちんと瓦を軽くすれば、耐震診断の評点もup

屋根を軽くする工事は、壁の補強工事より安い費用で耐震upできます。
「我が家はどの位耐震upする?」と知りたい場合もお問い合わせください。

注意!!
業者を選ぶ時、「見積書」や「施工写真」だけで判断しないでください!

同じ「仕様」や「写真」だけでは判断しきれない細かい作業の違いがあります。
実際、「自信ある言葉」と「実力」に差がある職人も多数存在します。
100人以上の屋根職人と打ち合わせしてる私でも判りません!

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